Bourg-Joly Malocorne



≪Bourg-Joly Malicorne≫

マリコルン焼は、ル・マンの南西30Kmに位置するロワール地方の街”マリコルン・スゥール・サルト”で作られています。
サルト渓谷の中心に位置し豊富な水と森に囲まれた肥沃な土地で1747年8月その歴史は始まりました。

マリコルン焼が何世紀にも渡って受継がれる中、第一次世界大戦後は主に2つの工房がマリコルン焼の伝統的な工芸を継承し、一時は”芸術と工芸の街”と呼ばれるほどのフランスの有名な焼物の産地となり、長きに渡りこの街の人々生活を支えてきました。

しかし、時代の流れと共にフランスの焼物産業も工業製品の波に呑まれ、長く続いたフランスの伝統的な歴史に暗い陰りを落とし始めました。

マリコルン焼の生産数は激減し、最盛期に250人居たアルティザン(職人)たちもその職をなくし二つの工房も統合されたり、経営者も何度か変わりとうとう2008年12月その歴史に幕が落とされました。

しかし、このフランスの素晴らしい伝統的な焼物を愛し、顧客でもあった企業家2人とアルティザン、この街の人々の力により、その命がまた吹き返させられました。

2009年、Bourg-Joly Malicorneはこの有志たちによって新しい歴史のページが開かれます。

現在は、熟練された数人のアルティザンによって、代々受継がれてきた2000以上の焼型と数十種類の装飾を、17世紀から18世紀に作られていた製法に近いかたちで復刻させています。

長い時を経てさまざまな歴史見てきたこの工房は、建物自体も200年以上は経っている古いレンガ造り。
その空間で、時代の息遣いを感じながら作られるBourg-Joly Malicorneの焼物。

歴史あるマリコルン焼は、各界から認められ2011年 フランス経済・財務・産業省”無形文化財企業(Entreprise du Patrimoine Vivant (EPV)”認定ラベルを付与。

次いで、フランスの伝承技術の認定”Atelier d'Art de France”付与。

さらに、一昨年開かれたモナコ公国の公、アルベールII世(故グレース・ケリーの子息)とシャルレーヌ妃との結婚式典にArt de la table(テーブルの装飾)としてお祝の華を添えました。

確かな技術とフランスの伝統文化を守る姿勢が、モナコの重要なインターナショナルの式典に披露された素晴らしい製品なのです。

今日知られたフランスの有名な陶器・磁器ブランドとは違い、一つ一つ丁寧に作られるマリコルン焼は、暖かなアルティザナルな味わいと共に何世紀にも渡って培われてきた、本物の技術とデザインが感じられる焼物です。

コレクションは、少しづつ大きな倉庫から出され復刻されていきます。
まだまだ多くの宝物が眠っているこのアトリエから、まだ見ぬ”かたち”を夢見新たな出会いを楽しみに待ちましょう。









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